つくるカバー
リネンは人類最古の繊維といわれ、紀元前10,000年頃から衣服や日用雑貨などの人々の暮らしの中で親しまれてきた素材です。 日本でも縄文時代の極めて早い時期に生育していました。
麻にはリネンやラミー、ヘンプ、ジュートなどその数なんと約20種類ほどですが、現在「家庭用品品質表示法」で「麻」として表示できるのはリネンと苧麻(ラミー)のみ。 大麻(ヘンプ)は指定外の繊維です。
現在世界のリネン生産高はヨーロッパが90%以上を占めます。中でもフランスが 約80%、次いでベルギーが 約15%、オランダ、ポーランド、 チェコと続きます。
ヨーロッパで 90%以上!!
熱伝導率が高く、 放熱性に優れています。
綿に比べ吸湿性が約1.5倍、放湿性が約1.4倍
汗をかいてもバクテリアの発生率も低く、また汚れも落としやすい
強度が高くへたりにくいく、洗うたびに柔らか。
リネンは天然繊維の中でも水による縮率が高く、綿と比べても、より縮みやすい性質があるといえます。リネン100%だと5~10%程度縮む場合もあります。織りや加工にもよりますが、必ず洗濯表示をご確認ください。
洗濯表示にしたがいお洗濯してください。洗濯機などで回転を強くかけると、色落ちしやすく縮みも発生してしまう場合があります。
縮むのを防ぎたい場合は、洗濯機より手洗いするほうが安心です。
高温だと色落ちしたり、縮む恐れがあります。必ず30℃以下の水温にして使用する洗剤をよく溶かしましょう。
白っぽくなりやすいため、蛍光増白剤入りの洗剤の使用は避けましょう。
摩擦が強いと 生地が傷みやすいので、 揉み洗い、擦り洗いは避けてください。洗濯ネットに入れて洗えば、余計な負担をかけません。
リネンは濡れると硬くなり、洗濯時や脱水時の回転によって摩擦されると毛羽立ちが起こりやすくなります。リネンは綿に比べて汚れが落ちやすいので短時間の手洗いがおすすめです。 お水はたっぷりで!
脱水時間はできるだけ短く。、軽く手でパンパンと整えてから干すと仕上がりがよくなります!
長く愛用頂くためにも正しいお手入れを心掛けましょう!
直射日光に当てて干すと色あせの原因になるので、表示通りに日陰の吊干、または平干をします。
乾燥してしまうとシワが伸びにくいことがありますので、霧吹きなどをして湿り気を与えてからアイロンを掛けるか、スチームアイロンをご使用ください。
独特のシャリ感と清涼感で人気のリネン。細番手のリネンやガーゼ織、やわらかい加工が施されているリネン。綿と麻の混紡など麻独特のチクチク感が軽減されているリネン商品もたくさんでております。