夏におすすめボックスシーツ
夏は暑さや湿度が高くなりがちですので、夏の睡眠には快適な寝具が欠かせません。ボックスシーツは素材の選び方が重要で、天然繊維のシーツは肌にやさしく涼しげな肌心地です。
当店おすすめの麻は吸湿性が高く速乾性があります。さらに明るい色のシーツを選ぶと、夏らしい爽やかな雰囲気で気分も涼やかになりますよ。快適なボックスシーツを選ぶことで、蒸し暑い夏の夜も心地よい眠りを迎えましょう!
梅雨が明けたら夏本番!
ぐっすり眠れる備えを
快適な睡眠と体温には密接な関係があります。
夏は、気温が高いので快適な睡眠に必要な放熱が上手くできず睡眠が浅くなることで体調を崩しやすい季節です。
体に負担がかからないよう自然の素材を味方につけて、夏の寝苦しさを軽減しましょう。
下のグラフは、おもな都市、東京、大阪、福岡で行った夏と秋での睡眠時の覚醒回数です。1回以上夜中に目が覚めた回数が、夏は188回、秋は25回と涼しい季節に比べると眠りが浅いことがわかります。(表1-15)
また日の最低気温が上がるほど、覚醒割合が増えていきます。(図1-44)
睡眠ホルモンとよばれるメラトニンの分泌量は光によって調節されているため、日照時間が長くなる夏は、秋よりもメラトニンの分泌が抑えられ、睡眠覚醒リズムが乱れる原因となります。
出展:環境省 Ⅰ章 気温の上昇が睡眠に及ぼす影響
また、年を重ねると、メラトニンの分泌量が減少するということもわかっています。ですが、適切な睡眠環境や睡眠の習慣を整えることで、加齢によるメラトニンの変化にも対処することができます。
日本の夏には天然繊維の中で最も冷たい麻を
麻は熱伝導率がよく、放熱性に優れているので触れるとひんやりと感じます。また、綿と比べると約4倍の吸水性があり、発散性もよいので、汗をかいてもサラサラ肌にはりつきにくいので蒸し暑い日本の夏に持ってこいの素材です。
手が触れた時に「冷たく」感じる”ものさし”として、熱移動(冷温感)を評価するq-max値があります。q-max値が大きいほど肌に“接触”したときに冷たく感じます。麻繊維は天然繊維にもかかわらず0.2以上という数値が出ており、触れると涼しい素材ということがわかります。
麻についてはこちらからも詳しくご覧いただけます
麻のおすすめ二選
近江ちぢみ麻
ラミーは苧麻(ちょま)という植物を原料にできています。ラミーは 繊維長は太くてリネンより長く、その糸は天然繊維の中で一番強く丈夫です。また、天然繊維の中で最もシャリ感があり、汗をかいても肌にはりつかずサラッとした肌触りが続きます。水にぬれるとさらに強度が増すため、頻繁に洗濯をする夏に最適です!詳しくは画像をクリック!
60先染めフランスリネン
リネンは、亜麻(あま)という植物を原料に作られます。リネンもしっかりした繊維できているので、耐久性に優れ、お洗濯にも強く、丈夫で長持ちです。麻の中でも柔らかくソフトな肌触りが特徴のリネン。当店の60先染めフランスリネンは、大きな乾燥機の中で優しく丁寧に生地どうしをたたきほぐす、クールクラッシュ加工を施していますので、よりふっくら柔らかな風合いに仕上がっています。詳しくは画像をクリック!
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