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綿とポリエステルの布団カバーの違い|メリット・デメリットのご紹介!

皆さんはカバーを購入する際に素材のことを意識していますか?
実は素材によって特徴(メリットとデメリット)にかなり違いがあります。
今回は綿とポリエステルの違いについて詳しくみてみましょう!
当店では様々な素材を使用したカバーやシーツを取り扱っておりますので、最後にご案内いたします。

1.綿について

綿とは

「綿」とは、木綿の種から取れる「種子毛(しゅしもう)」の事をいいます。なんだか難しいですが簡単にいうと、綿(ワタ)の木の種を守るために生える白いふわふわした部分が綿(コットン)になります。原産は約8000年以上前のメキシコといわれており、そこからインド・エジプトを経てヨーロッパ・中国へ、日本には平安朝初期に中国から輸入されました。主要生産国は、アメリカ・中国・インド・エジプトなどで、国土が狭い日本ではほとんど栽培されていません。また3年以上合成化学物質を使用していない農地で、合成化学肥料を使わずに育てられたものは「オーガニックコットン」と呼ばれ、環境面からも高い評価を受けています。

綿の特徴

特徴1:肌触りが柔らか!

綿はもともと種子を守るための繊維のため、ザラザラ・チクチクといった肌触りはほとんどありません!また綿繊維は天然撚りと呼ばれる「よじれ」を最初から持っているため、非常につむぎやすく、柔らかくしたり硬くしたりと用途に合わせて最適な風合いを作ることができます!

特徴2:吸水性・通気性に優れている

綿の大きな特徴として吸水性は欠かす事ができません。リネンのように、天然繊維の中には綿よりも優れた吸水性を持つ素材もありますが、化学繊維と比べるとはるかに優れた吸水性を持っています。また吸収した水分は外に発散されるので、通気性が良く、特に衣料品においてはシーズンを通して快適に使うことができます。

特徴3:耐熱性に優れている

綿はミトン、布巾にも使われるほど耐熱性に優れた素材です。単に丈夫ということではなく、熱に当てても溶けたり軟らかくなったりしにくいのが特徴です。普段の生活において耐熱性に優れていることのメリットとしては、アイロンがしやすい点があげられます。

特徴4:染色しやすい

綿は染色性に優れているため、様々な染め方ができる素材です。染料の種類はもちろん、繊維・糸の状態で染める先染め、布の状態で染める後染め、化学繊維では難しい製品化してから染める製品染めも綿なら可能です。また発色性にも優れているので、思い通りの色を乗せることができるのも大きな魅力です。

特徴5:手頃な値段

綿は他の天然繊維に比べて値段が手頃なため、既製品での価格はもちろん、自作のときにも用途に合わせた生地を選びやすい事があげられます。もちろん綿の中にも様々なグレードがあるので、「価格面での選択肢がある」というのは魅力です。

綿(コットン)取り扱い上の注意点

綿は繊維自体が縮みやすく、シワになりやすい素材です。これは吸水性に優れている事が逆に作用しており、洗濯時等に吸った水分が乾燥する際に繊維も一緒に縮んでしてしまう場合があります。また耐候性も決して高いわけではないので、直射日光や紫外線に当て続けると強度が下がります。黄ばみの原因になりますので注意しましょう。

2.ポリエステルについて

ポリエステルとは

ポリエステルの原材料はペットボトル(PET)と同じ、ポリエチレンテレフタレートという化学物質です。この物質を高温で融解し、長い繊維に紡ぎあげたものがポリエステルです。合成繊維として優れた性質をもつため、現在生産される衣料用繊維の半数近くがPET素材、つまりポリエステルであるといわれています。

ポリエステルの特徴

特徴1:しわになりにくい(防しわ性)

ポリエステルはしわになりにくい素材です。元の形状を保つ性質があるため、洗濯をしてもしわになりにくいのです。また熱可塑性とよばれる、熱をかけてデザインを施した生地を固定させる特性も持っています。これによりプリーツなどの加工を定着させて、長続きさせることが可能です。

特徴2:乾きやすい(速乾性)

ポリエステルは吸湿性の低い素材で、繊維の中に水分が入りづらい構造をしています。そのため、水や汗に生地が触れても、すぐに拡散されて蒸発します。

特徴3:洗濯に強い(耐久性)

ポリエステルは繊維が丈夫で切れにくいので、他の繊維に比べて耐久性に優れます!洗濯を繰り返しても縮んだり、形崩れすることがほとんどありません!また高温で染色されるので、本来は色落ちも少ない素材です。そして化学繊維としては比較的熱に強く、日光による劣化もあまりないでしょう。

特徴4:保管がしやすい

ポリエステルの原料は石油を利用しているため、虫が寄り付きづらい傾向にあります。また、防虫剤による変色などの影響も受けにくいので、お手入れ方法が簡単です。注意点として、食べこぼしなどがある場合は害虫が寄ることもあるので、きちんとお手入れをしてから保管をしましょう。

3.綿とポリエステル

綿のメリット

・ふんわりして肌ざわりが良い
・汗をよく吸収する
・静電気が溜まりにくい
・アイロンをかけても大丈夫
・洗濯にも強い

綿100%の布団カバーはふんわりしていて気持ちいいです。
ポリエステルなどの化学繊維にはない自然の優しさがあります。

綿のデメリット

・乾きにくい
・縮んだりシワになりやすい
・日光に当たりすぎると黄色に変色する

洗濯をしたあとにシワになりやすいのでアイロンがけが面倒くさく感じることも多いです。

ポリエステルのメリット

・汗を吸収してもすぐに乾く
・シワになりにくい
・型崩れしにくい
・洗濯を繰り返しても劣化しにくい

1番のポイントは乾きやすいという事です。
ポリエステル素材はすぐに乾いてくれてサラッとしています。シワになりにくいのも便利な特徴です。
「吸水性が低いこと」については少し分かりにくいかもしれません。
化学繊維は汗を吸わないのですが、生地全体が汗を吸収する仕組み(編み方)になっているので、結果的に汗をかいても乾きやすいです。

ポリエステルのデメリット

・吸放湿性がないため蒸れ感があると感じる
・チクチクする
・静電気が溜まりやすい
・毛玉ができやすい

ポリエステル素材などの化学繊維のものは冬に静電気でバチッとなりやすいです。また、毛玉もできやすいです。

4.綿100%布団カバーおすすめ

BHカラー

BHカラーは同じシリーズの他の色とも相性がよいカラーバリエーションです。鮮やかすぎないナチュラルなカラーで木製家具や北欧テイストのお部屋ともマッチします。防縮加工でちぢみにくく、シワにもなりにくい綿100%ブロード織りの扱いやすさで人気の無地カバーシリーズです。

オーガニックインド超長綿サテン

綿の全生産量の5%ほどしかとれない貴重な超長綿は肌にすいつくようなドレープ性とソフトな風合いで、まるでファーストクラスの寝心地、布団からでたくなくなります。コットンでありながらシルクのような滑らかさと光沢の超長綿サテンを使用した環境に配慮したオーガニックコットン100%のカバーリングです。

ブロックチェックサテン -chess-

光の反射の違いによって生まれるチェック柄はプリントのような平面的なものと違い、大変高級感がありスタイリッシュなデザインです。サテン織りの一種である昼夜織りの技法でかもしだされる美しい格子の織り柄が魅力です。

ピーチフレッシュダブルガーゼ

毎日使う寝具にこそ、汗臭の原因となる黄色ブドウ球菌の増殖をおさえ快適に使用できるピーチフレッシュダブルガーゼカバーがおすすめです。洗えば洗うほどふわふわになる点結ダブルガーゼは、ふっくらふわふわで通気性抜群。汗かきさんや肌の弱い方に、1年中使えるカバーです。安心の日清紡テキスタイルピーチフレッシュ抗菌防臭加工生地使用しています。

ペイズリーダブルガーゼ

お肌に優しく、デリケートな肌の方も安心です。
安眠を与えるペイズリー柄で高級感あふれる上質な寝室に。
ふわふわ綿100%ダブルガーゼは洗えば洗うほど柔らかくやさしい肌触り。

つくるカバー店長
岩本悠資プロフィール

岩本悠資

所属 岩本繊維株式会社 代表取締役社長
出身 1983年10月 京都生まれ
経歴 同志社大学経済学部卒業。広告代理店入社、営業部配属。岩本繊維入社後、日本全国の寝具専門店、家具店などの小売店への卸営業活動を経て、自社ECサイト「Living Mahoroba楽天店」「つくるパジャマ」オープン。
睡眠健康指導士のアプローチで快眠に関する知識や寝装品、パジャマ選びなどの情報をブログで発信。
資格 ・上級睡眠健康指導士(第553号)、日本睡眠教育機構所属。
https://jses.me/
・通販エキスパート検定3級(310010270093)、一般社団法人 通販エキスパート協会所属。(https://tsuhan-exa.org/
・京セラ創業者稲盛和夫氏を塾長とする経営勉強会「盛和塾」所属。(盛和塾は2019年12月閉塾)
(https://www.kyocera.co.jp/inamori/contribution/seiwajyuku/about.html)

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