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寝具や睡眠の大切さ。繊維、生地などの素材、オーダー実績など、役立つお話満載です。

夏の疲れをとる秋の睡眠のコツや寝具の選び方について

夏の暑い時期は温度調節が難しく、冷房で冷えすぎたり乾燥で不調になってしまったりと体調を崩しやすい季節です。そんな夏が過ぎ秋がやってくると猛暑も落ち着き、快眠がとりやすくなります。また、秋に睡眠がとりやすいのは気温の変化だけではありません。食欲の秋、読書の秋、芸術の秋、スポーツの秋…いろんなことに打ち込める秋だからこそ睡眠も大切にしていきましょう!

9月3日は睡眠の日

睡眠の日は、2008年から世界睡眠学会(旧世界睡眠医学会)の世界睡眠日委員会が、睡眠についての正しい知識の普及と国民の健康増進への寄与を目的に日本睡眠学会との協力によって制定したものです。睡眠の日は年に二回制定されており、3月18日が「春の睡眠の日」、9月3日が「秋の睡眠の日」となっています。

秋が快眠に向いているわけ

年に二回の睡眠の日の一つは秋に制定されているということで、今回は秋の睡眠について考えていきます。夏は暑くて上手く睡眠がとりにくいのは皆さんもなんとなくおわかりかと思いますが、秋はどうして睡眠がとりやすいとされているのでしょうか。その理由を何点かご説明していきます。

過ごしやすい気温

快眠を得るための理想的な室温は、16℃~19℃程度だと言われています。そんななか、秋の夜の気温は9月で18〜21度くらい、10月に入ると14~18度くらいと言われていますのでエアコンや暖房がなくても快適な環境をつくりだしやすいです。また、下のグラフは、おもな都市、東京、大阪、福岡で行った夏と秋での睡眠時の覚醒回数です。1回以上夜中に目が覚めた回数が、夏は188回、秋は25回と涼しくなると朝までぐっすり眠れることがわかります。(表1-15)日の最低気温が上がるほど、覚醒割合が増えていることから夏に比べて秋のほうがぐっすり眠れている方が多いことがわかります。(図1-44)

日照時間の違い

睡眠ホルモンとも呼ばれるメラトニンの分泌は、光によって調節されています。睡眠ホルモンとよばれるメラトニンの分泌量は光によって調節されているため、日照時間が短くなる秋の夜長は、夏よりもメラトニンの分泌がより促進され、私たちの身体もより眠りやすくなります。

運動しやすい

スポーツの秋といわれるほど秋は体を動かすのに適した季節です。ただ、1回の運動だけでは効果が弱く、習慣的に続けることが重要なので激しい運動ではなくウォーキングや軽いランニングなどの有酸素運動がおすすめです。注意点として、就寝前に運動をしてしまうと交感神経が優位に働いてしまい睡眠の妨げになってしまうので3時間前には終わらせておくようにしましょう。

また、秋は春に比べて入学や転勤、就職などの環境によるストレスが少ないことからも快眠につながりやすいと言われています。

快眠のカギ!おすすめの入眠方法

湯船につかる

お風呂の入り方を一つでも寝つき影響があります。ポイントは、入眠する時間から逆算して2~3時間ほど前に、38℃~40℃の熱く感じないぬるめのお湯に30分くらい浸かって、ゆっくりと身体を温めることです。人の体は深部体温が下がることで眠気を感じるようにできているため、眠る2時間くらい前にお風呂に入り、一時的に体温を上げてから下がってくる頃に、入眠すると寝つきが良くなるというわけです。私自身も夏は暑くてなかなか湯船につかろうという気持ちにはなれないのですが、気温が下がってくる秋こそ湯船につかってリラックスしましょう!

寝る前はブルーライトを避ける

現代人にとってスマホは欠かせない存在ですが、寝る前にスマホからでるブルーライトを浴びると脳が昼と勘違いしてしまい、体内時計が狂ってしまうため睡眠を促すメラトニンの分泌が抑制されて眠れなくなると考えられています。ブルーライトときくとパソコンやスマホなどの液晶画面を想像してしまうので、電子書籍もあまりよくないように思われますが、近年ではブルーライトがカットされている仕様の端末もあるとのことなので読書の秋にもを楽しむためにも安心です。また、イギリス・サセックス大学が行った研究によると、6分間の読書によってストレスレベルを68%軽減できたということが報告されているため、寝る前にはスマホを見るより読書をするほうがおすすめです。

食事を工夫してみる

秋においしい鮭、秋刀魚を含む青魚には眠りに大切な必須アミノ酸をもつトリプトファンが多く含まれていたり、睡眠に必要なホルモンの生成に必要なビタミンB群や、ミネラルが豊富に含むキノコ類も食べごろになるので旬のお食事を取り入れてみるのもおすすめです。おいしいものがいっぱいの秋ですが、食べすぎは胃腸に負担がかかり睡眠の妨げになりますので気を付けましょう。

秋の寝具選び

季節の変わり目で気温の変化が大きい季節だからこそ寝具選びも重要です。特に天然繊維は繊維が空洞になっていて保温性や通気性に優れているため、気温の変化にも対応しやすくお肌にやさしいです。そこで当店おすすめの生地をいくつかご紹介していきます。

秋におすすめの生地

80オーガニック超長綿ダブルガーゼ

とっても細い80番手の超長綿コンパクト糸を使用した軽くてふんわり柔らかいオーガニックコットンダブルガーゼ。細い糸を使用しているので、なめらかで肌触りのよい生地です。
昔ながらの和晒製法で全工程で約48時間じっくりと時間をかけ、生地にストレスをかけずに仕上げるため、生地本来の風合いの良さを引き出し、とても柔らかくやさしい肌触りのガーゼに仕上がっています。春秋はもちろん、一年を通して使用できるダブルガーゼです。軽いので羽毛布団とも相性抜群!

オーガニックコットンシンカーパイル

オーガニックコットンの世界最大流通量を誇るインドの綿花を使用した柔らかい肌触りのタオル地です。インド綿は柔らかくサラッとしたソフトな肌触りでふわっとしたボリュームがありつつ、重くなりすぎない程よい厚み。オールシーズン季節を問わずお使いいただけます。オーガニックコットン100%で環境にも綿花栽培に携わる人たちにもやさしい生地です。

冬にかけて使えるニット生地

40オーガニックコットンスムースニット

トルコのイズミルで育まれたオーガニックコットン使用のスムースニット。
椿油・植物由来のエキス配合で一般的なスムースニットに比べ保湿力と肌触りがアップ!エアータンブラー加工でふんわりとボリュームを加え、お肌に優しいニット生地です。インテリアにも合わせやすいカラーバリエーションなので、お部屋のイメージに合わせてお選びください。

まとめ

睡眠で身体を整えて、秋を満喫しましょう!

睡眠は私たちにとって日々欠かせないものですが、四季のある日本ではそれぞれの気候にあった方法で身体を整えていきたいですね。また、実りの秋でおいしいものがいっぱいの秋ですが、胃に負担を掛けないためにも暴飲暴食は厳禁です。食欲のコントロールにも睡眠はとても大切ですよ。

つくるカバー店長
岩本悠資プロフィール

岩本悠資

所属 岩本繊維株式会社 代表取締役社長
出身 1983年10月 京都生まれ
経歴 同志社大学経済学部卒業。広告代理店入社、営業部配属。岩本繊維入社後、日本全国の寝具専門店、家具店などの小売店への卸営業活動を経て、自社ECサイト「Living Mahoroba楽天店」「つくるパジャマ」オープン。
睡眠健康指導士のアプローチで快眠に関する知識や寝装品、パジャマ選びなどの情報をブログで発信。
資格 ・上級睡眠健康指導士(第553号)、日本睡眠教育機構所属。
https://jses.me/
・通販エキスパート検定3級(310010270093)、一般社団法人 通販エキスパート協会所属。(https://tsuhan-exa.org/
・京セラ創業者稲盛和夫氏を塾長とする経営勉強会「盛和塾」所属。(盛和塾は2019年12月閉塾)
(https://www.kyocera.co.jp/inamori/contribution/seiwajyuku/about.html)

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